奈良の蛇の倉山で修行してきました
大峰山龍泉寺の周りは綺麗な川が流れ、今日はお天気も良かったので最高な日になりそうな予感
本堂で大阿闍梨の方のお経を受け、しっかり守ってもらいます
滝依に着替え、神聖な場所の滝場で禊ぎを受けます。猛暑日の本日、大阪市内は34°もあったにも関わらず、滝に打たれて出てくると、ブルブル震えるくらい寒かったです
その後、山伏の方々によるお焚き上げ
霊山に場所を移し、山道をひたすら登ります。登ります。本当に言葉が出ないくらい辛い山道を登り続けます
途中、湧き水を見つけ、あまりの暑さと疲労からこの冷たい水を頭からかぶってしまいました(笑)
1時間かけて登り、ようやく、頂上へ。ここでご挨拶かと思っていましたが、中にある狭い階段が気になって。実はここでなんか物足りなさや、達成感が味わえなかったんです。それもそのはず。奥にある、人ひとり、登れたらいいくらいの狭い階段を上って本当の頂上に向かいます。
階段を上げると、人の手が入っていない自然のままの洞窟の中に入ってゆきます
狭い洞窟を身をかがめ、進んでゆくとはしごが現れ、それを30mほど上がってゆきます
ろうそく1本で照らされた洞窟の梯子を上っていくのは下を見ると泣きそうに怖い。けど、こうやって写真を撮れるのはいい根性(笑)
上がりきるとそこには神棚が自然のまま、人間の手つかずで、洞窟の中に祭られていた。天井からが水滴が落ちて、足元は濡れていた。その中でろうそくに照らされながら神棚は神々しく鎮座していた。
あの狭い、暗い、そしてこれまでに味わったことのない緊張感と恐怖を打ち砕きながら登った洞窟。
登り切った嬉しさと、神様にご挨拶できる喜びに涙が溢れてしかたなかった。です。
さすがに神様は写真に収められませんのでここまで。
またあの怖いはしごをおりて、ご神山をバックににっこり(^◇^)