タイトル49

練 八文は真言宗 大本山犬鳴派 七宝瀧寺の先達(せんだつ)で修験道の実践者。先達とは僧侶の肩書です。みなさんTVか何かでご覧になったことがあるかもしれません…「山伏(やまぶし)」なんです。IMG_6830
着ているのは「鈴懸(すずかけ)」という結界の中に入る時に着る衣装です。なかなか機能的な法衣ですが着付け方が難しい(笑)1回では憶えられなかった( *´艸`)

この時は腰に「法螺貝(ほらがい)」は下げておりませんが、法螺貝は必須です(^^) 法螺貝は儀式の最初と最後に吹きます。また山道を歩いている時も。クマよけになるんです。けど、うちのお寺の山にはクマはいません(>_<)

他のご神山に登拝する時は、必死に吹くかも(笑)

この写真は京都の専門店に行った時に試着させてもらった時のん。鈴懸は素人の方は購入できません。身分証明が要るんですよ!お寺からのIDカードが。それを提示しないと売ってくれないんです。まぁよく考えたらそりゃあそうですよね(^_-)

修験道とは、山を信仰する宗教。山を道場、修行場、ご本尊、ご神体と拝む宗教です。修験道は「修行得験(しゅぎょうとっけん)」や「実修実験(じつしゅうじけん)」の略です。

山にひれ伏す行者なので山伏と呼ばれます。

私達、山伏は自分の身体を使い、山を登り、滝に打たれ、瞑想し、悟りや験力(けんりょく)を収めます。

山伏は修行で「智慧」と「力」を身に着けます。「力」とは法力(ほうりき)とか験力と言われるものです。その身に着けた力を人々のために役に立てる事が山伏たる、修験者の役目なのです。

IMG_6995ここは七宝瀧寺の滝場。鎖であがります。夏場でも震えるくらい寒いですが、滝に打たれた後は全身が浄化されてスッキリ♪ 滝は打たれれば打たれるほど法力や験力の力が増します。あの激しい滝に打たれる時間こそ最高の瞑想状態です。ダウンロード これが「覗きの行」ロープ1本で岩場から上半身を乗り出します。西の覗きと呼ばれ、ここでは後ろから先輩先達の山伏の方に足首を持ってもらい、自ら崖に身を乗り出します。崖に上半身をせり出し、手を合わせている間、後ろの行者さんから問答されます。

「親孝行するか?」「お不動様の28日には必ず参るか?」「人の為に生きれるか?」大きな声で返事をしないと終わりません。何度でも問答されます。

しかし、何百メートルの崖の下を覗いていると、いろんな事がよぎります。ここでは「蘇り」を目的としていますので、肉眼でももちろんですが、心の目で崖をのぞき込むと何かが視えてくるかもしれません。

そして、最後にちょっと緩められます。分かっていても怖い(笑)IMG_6949
ダウンロード (1)修行には他にもいろいろありますが、皆さんがTVなどで見たことあるのは「火渡りの行」とかでは?これはベテランにならないとできませんが、やっぱり熱い”(-“”-)”

IMG_6996滝場では写真を撮影するとこのようにオーブがたくさん出てきます。オーブの中に模様が入っています。これは八咫鏡です。このオーブ1つひとつが神様です。

ご神山に登拝する時、もちろん ながぁい ながぁぁぁい山道をひたすら登ります。ロッククライミングさながらの蛇腹道、両側が切り立った崖となっている蟻の戸渡り…普段、スポーツジムで鍛えておいて本当に良かったと思える瞬間です。

そして頂上に。頂上に着いたら終わりではありません!それは単なる頂上。そこからです。元山上と呼ばれる山の上には「天狗様」いらっしゃいます。天狗様にお供えしたり、加持祈祷したりと休んでる暇はありません!

そんな山で験力を収めた山伏は里に下りれば(地元に戻れば)護摩を焚き、憑き物を落とし、加持祈祷、安産祈願、病気平癒、その昔は雨ごいなどもしておりました。もちろん占いも。

ふもとでは僧侶や占い師として活動していても、ひとたび山に入れば修験行者です。

実は、SOUYAにご縁のある方はこの修行に参加できます。強制ではないのでご安心を。時が来たら自然に呼ばれます。

もし行きたいと申し込んでも、用事が入ってキャンセルしてしまうのは、まだ時が満ちていない証拠。今年は誰が呼ばれるのでしょうね(^O^)

タイトル50

明けて初めてのお不動様のご縁日の1月28日。七寶瀧寺にて初祈祷の護摩が焚かれます。参拝者の皆様には温かいぜんざいが配られます。

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こちらは法弓の文。五大神竜旺様の降臨と、邪魔する悪魔を寄せ付けないよう結界を張っています。

四方と中央、鬼門に放ちます。この写真は西方に今まさに、放とうとしています。

西方は「大威徳夜叉明王」すなわち白帝大神竜王様と八万四千の眷属をお呼びしているところ。

悪魔の退散は弓以上に優れてたアイテムはないと教本には記されています(^O^)IMG_8636こちらは法剣。これで己を切らず他人を切らず、でも戦う時は切らねばならぬ。切るのは魑魅魍魎、煩悩、悪行とういう敵を切るのです。

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